湘南平塚七夕・金魚すくいのおじさん

横丁文化倶楽部

2015年07月13日 23:30

  神奈川県平塚市 7月7日までの5日間、 駅前の大通り500メートルは
この日 平塚の街は ひとひとひとであふれていた。

  土日は 近隣から殺到 駅は身動きが取れない。 
  当時人口20万の街に、5日間で300万人と言っていたが
  2日間はとんでもの混雑。

  飾り付けは大きく長い青竹を束ねて 
  各店が きそってとはいいながら ほぼ1~2番の評判をとるのは
  決まった商店例年通り手つくりの下げもの。 

  いつものよううに屋台が大通りにものすごい数を連ねる。 
  勤め先のビルの横には 小柄なおじさんが金魚すくいの店を開く
 
 昼ごろは未だ人が少ない。 で 1,2回すくってみるが、だめ・・3回目だめ・・・
 100円玉をだそう・・・と、 おじさん だまってポイをくれる。 「にいちゃん みてな」
 「ユックリ 斜めに」 金魚の動きに合わせて、「頭のほうから」 「ポイな!」 
 「やってみな・・」 で 3回ほど わお! すくえる すくえる ・・昼休みの無料体験・・
 こうして、腕を上げる。
 翌日の昼休み 200円出して 2つのポイ 「ワ~オモシロイゾ!」 「ボウヤ コウヤッタラ」
 客引き、 さくら? で おじさんと阿吽の友となっていった。  

  4年目のいつもの日 おじさんの店が消えた。
 あの夏の日 あのなぎさ  想いでの七夕のおじさん 星になる。


  

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