湘南平塚七夕・金魚すくいのおじさん
神奈川県平塚市 7月7日までの5日間、 駅前の大通り500メートルは
この日 平塚の街は ひとひとひとであふれていた。
土日は 近隣から殺到 駅は身動きが取れない。
当時人口20万の街に、5日間で300万人と言っていたが
2日間はとんでもの混雑。
飾り付けは大きく長い青竹を束ねて
各店が きそってとはいいながら ほぼ1~2番の評判をとるのは
決まった商店例年通り手つくりの下げもの。
いつものよううに屋台が大通りにものすごい数を連ねる。
勤め先のビルの横には 小柄なおじさんが金魚すくいの店を開く
昼ごろは未だ人が少ない。 で 1,2回すくってみるが、だめ・・3回目だめ・・・
100円玉をだそう・・・と、 おじさん だまってポイをくれる。 「にいちゃん みてな」
「ユックリ 斜めに」 金魚の動きに合わせて、「頭のほうから」 「ポイな!」
「やってみな・・」 で 3回ほど わお! すくえる すくえる ・・昼休みの無料体験・・
こうして、腕を上げる。
翌日の昼休み 200円出して 2つのポイ 「ワ~オモシロイゾ!」 「ボウヤ コウヤッタラ」
客引き、 さくら? で おじさんと阿吽の友となっていった。
4年目のいつもの日 おじさんの店が消えた。
あの夏の日 あのなぎさ 想いでの七夕のおじさん 星になる。
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