冬の月 そして 夏子再び 

横丁文化倶楽部

2019年02月02日 11:53

夕刻  風が寒さを指先に伝える。 
暖まっていくか・・・交差点フタタの裏通 天神横丁
小さなビルの狭い階段 
 いつものカウンターに独り 「六曜舎」 
 「冷」   出てきたのが 「冬の月」  
 吉備の郷 岡山 嘉美心酒造とある。 
  
 香はフルーツ系 ちと辛口かとのどが 言う
 今宵の風を思い出させる・・・か と思いきや
 杯を重ねる と 甘さがやってきた。


















昼食が未だなのに 気が付く
そうだ 夏子に会いに行くことにする!
博多座裏隣信秀の横を一筋土居通 
「綱場うどん」    木戸に手をやる。 
分厚い一枚板のカウンター席に
「さ・・」 「ごぼてん」 「さ・・・」
時計を見る。  う~む ちと早いか、
「冷にします、それとも燗に・・・」 女将さん
「つまみはマル天にしましょ。おうどんは頃合いでお出しします」
すでに見透かされていたのである。 
「清泉」 夏子の酒を 「ちろり」でちびり 旨い
 小さな幸せは こうして つづく・・・ 

   
 

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